No.045  2003.8.22

小学校時代の夏の思い出として永遠に記憶に残るんですね!坂越小学校6年生

読者からの感想

 明治40年から続く伝統的行事である、坂越湾内の東之浜から天然記念物である生島間を今年の夏も坂越小学校6年生が挑戦しました。
 この訓練は、明治40年に海洋運動会として開催されたのが始まりで、一時は中断があったものの昭和55年地域住民の要請もあって再開され約90年余り続いています。

 5月から父兄で構成される実行委員会を立ち上げ、サポート船の手配から当日の準備まで入念に計画され、当日は坂越漁協さんや一部の保護者がボランティアで船を出され父兄の応援船も子供と一緒に生島まで往復しました。

 訓練の予行演習を7月26日に終え、本番は7月27日の日曜日で当日は地域の方々もいっしょに遠泳に参加されており、子供たちと地域の人たちのふれあいとしても意味深く、70歳になるおじいちゃんも一緒に泳いでくれました。

 今回のチャレンジャー6年生は総勢47人(男子23名・女子24名)で全員が完泳、それぞれの子供たちは夏休みの思い出として、これからもずっと記憶残ることでしょう。そして、何十年後は自分の子供と泳ぐときが来るかもしれませんね。

 このイベントの大きな意味として、坂越小学校の西田美恵子校長先生は、海上での遠泳を通じて、自分の泳力に自信を持たせ身を守る能力を養うことが一番の目的で、困難に打ち勝ち成し遂げることや仲間とともに励ましあいささえ合うことの大切さを学びます。そして地域やPTAなど支援してくださる方々への感謝の気持ちを育て、ふるさと坂越への愛着と誇りを待たせることができるんです。と語ってくれました。

 これからもこの事業が、たくましくて人にやさしい人間づくりのために永遠に続いていくことをご期待させていただきます。

 取材させていただきました、西田校長先生、塩田教頭先生お忙しいところ誠にありがとうございました。

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