こどもたちが絵本や民話にもっと親しめる場を・・・と、元小中学校校長の久保良道さんが、自宅の一部を改築した”くぼっち文庫”をH15年7月12日より、毎月第2・4土曜日に一般の方々に無料で開放しておりおります。
在職中だった10年ほど前から、「退職したら、有年の子供たちが楽しく学べるような場を自宅に作ろう」と、今は亡き妻の眸さん(眸さんも小学校の教員でした)と計画し、2人で絵本などを買い集めておられました。
昨年10月、妻の眸さんは定年を目前に癌で急逝されました。。
当時久保さんは、赤穂市立民俗資料館の館長を勤めておられましたが、看病に専念したいと退職され、つきっきりで看病されましたが、甲斐なく急逝されました。。
同じ教職ということもあり、お互いが本当に信頼し合えるよきパートナーだっただけに、悲しみも深いものでしたが、眸さんの子供たちへの熱い想いを思い出し、心を奮い立たせて、この”くぼっち文庫”を完成させることができた、これがなければ悲しみから立ち直ることができなかった、と話して下さいました。
集めた絵本や民話は、700冊以上にもなります。また、寄贈して頂いた本もあるそうです。本当にいろんな分野の絵本があり、驚くばかりでした。昔ながらの絵本、海外の色鮮やかな絵本、四十七士の絵本、ひもの絵本、世界最古といわれる絵本の復刻版、等々紹介しきれません!
子供も大人も、ついつい時間が経つのを忘れて読みふけってしまいそうです。
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