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No.037  2003.5.21

忠臣蔵だけじゃない赤穂の歴史
「やさしい赤穂の歴史」市文化財団が発行!

赤穂市文化振興財団では、郷土史を出きるだけ読みやすく、気軽に手にとって利用しやすい郷土史として「やさしい赤穂の歴史」を発刊しました。
活字も大きいので読みやすく、赤穂に住んでいる私たちも知らなかったような話が載っていて新鮮な驚きを受けます。


上下セット各 B5版 2,300円

 

(あとがきより抜粋)

かつて人々の多くは、マチ・ムラという共同体のなかで生まれ、ここで育ち、ここで働き、ここで生活し、ここで生涯をとじた。明治以降になって近代産業が発達するにつれ、人々は新しい働き場所を求めて移動するようになった。鉄道や汽船などの近代的な交通機関は、これら人々の移動を容易にした。我々の故郷である赤穂にも、紡績業や製薬業、緞通業など新たな産業が生まれていったが、それまでは農業・漁業と製塩業が主な生活の糧であったという歴史があった。そのような赤穂の歴史を本書ではわかりやすく、上巻、下巻の2巻にまとめた。

上巻には、赤穂の歴史を地域別に記載した。城下町として発達した加里屋・上仮屋、千種川の堆積によって生活の場が広がっていった中広、製塩業のもとで歩んだ尾崎・御崎・塩屋、新田や塩田の開拓によって変貌していった新田以西の村々と福浦、瀬戸内有数の漁業と海運業の基地であった坂越、千種川の恵みと災いを一身に受けた川筋の村々、山陽道と水運の接点に位置する交通の要衝であった有年、それぞれが「赤穂の顔」であった。

下巻では、赤穂の主要産業であった製塩業の歴史をできるだけ詳しく述べた。また赤穂が被った災害、赤穂鉄道の敷設への情熱、地場産業である緞通業に従事した人々の生活を述べた。昭和初年ころの年中行事から、季節感を大事にしていた生活振りがわかる。また先人の精神的な拠り所であった宗教施設おあわせて新しい生活の糧となった企業・事業所を掲載した。

 

みなさんこの本によって赤穂の歴史の再発見と感動を味わって下さい。

販売先
歴史博物館43-4600 文化振興財団43-3269

販売価格
2,300円(上・下巻セット、B5版)

  

上巻

  1. 赤穂の自然
  2. 加里屋・上仮屋の歴史
  3. 中広の歴史
  4. 塩屋の歴史
  5. 新田以西の歴史
  6. 福浦の歴史
  7. 尾崎の歴史
  8. 御崎の歴史
  9. 坂越の歴史
  10. 高雄の歴史
  11. 有年の歴史

下巻

  1. 赤穂塩業の歴史
  2. 千種川の洪水
  3. 赤穂鉄道の歩み
  4. 赤穂段通の技法
  5. 赤穂市域の主な企業及び事業所
  6. 赤穂の年中行事
  7. 赤穂市内の宗教施設
  8. 赤穂の歴史年表
  9. 度量衡表

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