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ご存知ですか?消防団のこんな競技大会がありました。

No.018 2002.4.30

皆さん、3月頃から市内の公園や小学校のグランドで消防車を止めてヘルメットをかぶった男の人たち大きな声を張り上げてホースを持って走ったりしているのを見かけたことはありませんか? これは市内に15ある消防分団がポンプ車の操法を競う消防操法大会のために練習をしていたのです。

この消防操法大会が4月21日(日)、赤穂市消防本部において行われ、市内の15の分団の消防団員や消防署員ら351名が集まり、日頃鍛えた訓練の成果を披露しました。この大会は、消防技術の向上と士気の高揚を図ることを目的に2年に1回開催されているもので、この日は雨が降り続く中、選手はびしょ濡れになりながらも気合の入った競技が繰り広げられ応援する団員などから大きな拍手が送られました。
優勝は、2大会ぶりに福浦地区を管轄する第15分団が優勝し、7月に千種町で開催される西播磨地区消防操法大会に赤穂市代表として出場するそうです。

消防操法大会とは・・・・

消防操法とは、消防署員・団員が消防活動を迅速かつ的確に行い、さらに安全性を確保するための消防用具の取り扱い及び操作方法について、国の「消防操法基準」により定められたものです。消防操法は「ポンプ車操法」及び「小型ポンプ操法」の2種類がありますが、赤穂市の消防団の操法大会はポンプ車操法のみとなっています。
競技は指揮者1名、操作員4名の計5名がポンプを運用して取水から、放水、撤収にいたるまでの、各隊員の士気や規律、安全性、迅速な行動、機械器具への精通度などが審査される競技です。

各分団とも2月下旬頃から練習始めたそうです。団員はそれぞれ仕事が終えた午後7時ぐらいから約2時間の練習を行い、大会間近には連日連夜のさらにハードな練習を重ねてこの大会に挑むそうです。

大会結果

  • 優勝 第15分団(管轄区域-福浦)
  • 準優勝 第3分団(管轄区域-塩屋・宮前町・大町)
  • 3位 第7分団(管轄区域-御崎・元塩町・本水尾町・朝日町・正保橋町・元沖町・元禄橋町)

技能賞(個人)

指揮者
川端 清(15分団) 木虎知己(3分団) 山本勝人(4分団)
1番員
杉本良男(15分団) 奥澤康彦(3分団) 小林修紀(13分団)
2番員
吉栖克昌(15分団) 大川貴司(3分団) 中谷誠吾(7分団)
3番員
南 直樹(15分団) 大川裕司(3分団) 杉本竹司(8分団)
4番員
若林 功(15分団) 廣村晋也(3分団) 粟井俊明(6分団)
  吉栖克弘(15分団) 水野善弘(3分団)  

大会を見ていて、選手の皆さんのキビキビした的確な動作に感動するとともに、市民の皆さんの生命や財産を守っていただける消防団の皆さんに心強さを感じました。


競技開始前の選手が待機している様子


火点に向かって放水している様子


ホース延長の様子


ホース収納の様子

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