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森林のガイド役 発見!

No.016  2002.4.4

森林のガイド役として、いきいきと活動している堀田品子(ほりたしなこ)さんです。

あこうワイワイどっと混む取材班が「里山ウオチング」in.赤穂ふれあいの森という案内チラシを何気なく見つけました。そこにはひょうご森のインストラクターが案内と・・・・掲載されていました。森のインストラクターってどんな仕事なのか早速、堀田さんとお会いして取材させていただきました。

堀田さんは山が好きで森林とふれあい自然の草花など植物の名前やその由来 そしてどのような使われ方をしているのか深く研究をされています。近隣の森林に 生息している植物の名前はほとんど知っているそうです。

暇さえあれば近くの山へ入り自然と触れ合いながら散策し、植物の写真を撮影し ながら森林浴で肉体的にも精神的にも疲れを癒すことができ、リフレッシュしてい るそうです。

そんな中、1998年ひょうごの森インストラクター養成講座と出会い、早速チャレンジし 見事第一期生として兵庫県知事から認定され活動することになりました。


現在では、「ひょうご森のインストラクター会」が設立されておりメンバーも84名で堀田 さんは副会長として森林の植物から昆虫、野鳥観察など森の自然に関する基礎知識を一般市民に伝えたり、野外ゲームや木工教室など様々なボランティア活動をしています。
また、兵庫県からは森林・林業教育協力員として委嘱され、市内小中学校の教育現場でも講師 としてボランティア活動しています。
写真右は、公民館の事業里山体験森の講座での参加者の集合写真。
地元赤穂では、毎年年2回程度「里山ウオッチング」として赤穂ふれあいの森で自ら ガイド役になり自然体験ハイキングや山の植物を利用しての料理等を通じて市民同士の交流事業を行って います。4月20日には「自然(植物)をおいしく食べよう」をテーマに開催される予定で、既に 25名が参加予定で募集も今回はもう締め切っているそうです。次の機会に皆さんも子供と一緒に参加してみては・・・

写真左は、ボランティア活動として地域が所有しているヒノキの枝打ちをしている様子。

写真下は、兵庫県緑の少年団の野鳥観察のサポートをしている事業の様子。

写真左は、環境省が「絶滅危ぐ種」に指定する植物“マヤラン”を堀田さんが確認して撮影したものです。
“マヤラン”は約120年前に神戸市の摩耶山ではじめて確認された日本の固有種です。特徴は 葉のないラン科の仲間で、初夏から秋にかけて1〜3ヶの赤紫がかった白い花をつけます。
県内では5ヶ所での自生が確認されているようです。そんな珍しい花の写真をお借りしました。
自然の森を心の底から愛する、本当にパワフルな堀田さんでした。

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